柴垣敏久の気になるニュース 自民党議員現職女性候補に「一番の実績は出産」

こんにちは、柴垣敏久です。

参院選（7月21日投開票）での応援演説で、自民党・三ツ矢憲生衆院議員の発言が波紋をよんでいる。

三重県伊勢市で7月12日に行われた、三重選挙区（改選数1）から立候補している自民現職の吉川有美候補の応援演説に立った三ツ矢議員は「この6年間で吉川有美は何をしてきたのか。一番大きな功績は子どもをつくったこと」と持論を述べた。三ツ矢議員は自民党の三重県連会長。

引用元

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5d2850c3e4b02a5a5d58e56d

参議院選挙の公示を迎えて、街中では選挙演説が多数行われていますが、その最中に出てきた発言ということです。実際に発言の前後を読みましたが、そこまでの失言という感じではありませんし、私個人は問題はないのかなと思っています。ただ、子供を作った以外に功績はないの？と考えると、この発言がベストだったとは思いません。
この方が応援されている現職議員は6年前に当選したばかりの1回生議員と呼ばれる方で、この6年間で実績を残すのはなかなか大変です。もう1回当選すれば省庁の政務官とか副大臣とかできるかもしれませんが、それを功績とするのも変な話です。そうなるとなかなか有権者の前で、この方の実績はこれだと言えないので、最終的に一番の功績は子供だと言わざるを得なかったのではないでしょうか。
また、ユニークなことを言うぞみたいな雰囲気で発言し、周りも少し笑ってたというのは、この手の発言が笑いとして成立するということ。同じことをイギリスとかアメリカでやったらどうなるのでしょうか？6年間で実績を出すのは大変なのは分かりますが、結局どの党に投票するかが重要な選挙なので、無理に功績をひねり出す必要はなかったと私は考えます。