柴垣敏久の気になるニュース

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柴垣敏久の気になるニュース 新施設の滑り台で15人の子供けが

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こんにちは、柴垣敏久です。

 

近畿日本鉄道は12日までに、子会社が運営する生駒山上遊園地奈良県生駒市)の筒状滑り台で、5~10歳の子供15人が頭を打つなど軽いけがを負ったとして、一部遊具を使用中止にすると発表した。滑り台は13日オープンの有料エリアに設置され、けがをした子供たちは6、7日のプレオープンに招かれていた。

滑り台の名称は「チューブスライド」で、全長25メートル、高低差10メートルのチューブ形。子供は滑走中にチューブ内の天井部分に頭をぶつけ、こぶやすり傷ができた。スピードの出すぎで体が浮いたことが原因とみられる。

 

引用元

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47275180S9A710C1AC1000/

 

チューブ状になっている滑り台を滑った子供が頭を打つ怪我をしたそうで、その数、15人。15人となると、個人の滑り方の問題ではありません。25メートルの長さで高低差10メートル、なんでも子供は天井に頭をぶつけてケガをしたそうです。速度の出しすぎ、それによって体が浮いて天井にぶつかったということは、近鉄側の見通しが甘かったことになります。
しかも、1日で15人怪我をした子供が出たわけではなく、何日も子供が遊び、その中で怪我人がそれだけ出たということ。つまり、怪我人が最初に出たのに、軽傷だから問題ないと続行させ、多くの怪我人を出してしまったわけです。しかも、これとは別の滑り台をテストで滑った20代の従業員が足首を骨折したそうで、明らかに人災です。
ただ、近鉄側を擁護するなら、こうした遊び場での怪我はよくあることですし、設計した側も怪我をしないよう想定していると信じていたはずです。すべてが近鉄の責任とは言いませんが、大事をとって最初の怪我人が出た時点で中止にするという判断があってもよかったのではないでしょうか。重大な事故が起きていないことだけが不幸中の幸いと言えそうです。面白そうな滑り台なだけに残念としか言いようがありません。