柴垣敏久の気になるニュース

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柴垣敏久の気になるニュース 三匹のこぶたで裁判体験

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こんにちは、柴垣敏久です。

 

小学生に裁判の仕組みを知ってもらおうと千葉地裁は16日、童話「三匹のこぶた」を題材にした模擬裁判を開いた。午前と午後の2回開かれ、4~6年生の計約50人と保護者らが参加。子どもたちは真剣な表情で刑事裁判を体験した。

 模擬裁判では、わらの家をつくったこぶたの長男、木の家をつくった次男、れんがの家をつくった三男をオオカミが次々に襲う。三男は暖炉に熱湯を用意し、煙突から侵入してきたオオカミに全治3カ月のやけどを負わせ、殺人未遂の罪に問われたという設定だ。

 

引用元

https://www.asahi.com/articles/ASM8J42VVM8JUDCB002.html

 

三匹のこぶたを使って、刑事裁判がどのように行われるかを体験する模擬裁判が行われたそうで、時折この手のニュースを見かけます。こぶたがオオカミを襲い、ケガをさせて殺人未遂に問われるという設定。ここで焦点になったのは正当防衛が認められるかどうかで、鍋や熱湯を用意する計画性があるなら正当防衛ではないのではないかという切り口で懲役刑を求刑したものの、恐怖心から正常な判断ができなかったということで無罪になったとのこと。
ちなみに三匹のこぶたを題材にした模擬裁判、学校でも行われているそうで、小学生の時に体験してみたかったです。ほとんどのケースでは無罪判決が出て、正当防衛を認めるかどうかで判断が分かれる様子。オオカミは子豚を食べようと近づいているわけで、命の危険がある以上、何とかしたかったという思いが受け入れられた形。人間だとなかなかこうはいかないというのがミソ。
子供の感想の中には、裁判でなんでもかんでも有罪にするんだと思っていたというコメントがあり、鋭いなと思いました。起訴か不起訴かで判断されちゃいますからね。しかし、今の子供は観点が鋭いから、小手先のことではすぐに本質を見破っちゃうかもしれませんね。