柴垣敏久の気になるニュース 子供がネット中傷被害に
こんにちは、柴垣敏久です。
「根っからのうそつき体質」「自作自演」――。中学に入学後、いじめにあった埼玉県の男子生徒や家族を苦しめたのは、学校での無視や暴力にとどまらない、ネット上での中傷だった。子どもの命の危機を感じた母親は、加害者特定のため、法廷で闘うことを決めた。「根っからのうそつき体質」「自作自演」――。中学に入学後、いじめにあった埼玉県の男子生徒や家族を苦しめたのは、学校での無視や暴力にとどまらない、ネット上での中傷だった。子どもの命の危機を感じた母親は、加害者特定のため、法廷で闘うことを決めた。
「根っからのうそつき体質」「一生いじめられっ子」……。2017年10月、埼玉県川口市の市立中学校に通っていた当時3年の男子生徒は、ネットの掲示板に実名がさらされ誹謗(ひぼう)中傷を受けた。
引用元
https://www.asahi.com/articles/ASMBS5Q4TMBSUTFL00F.html
最近は子供のいじめが、ネットでのいじめになっているそうで、この少年はネット掲示板で実名を出され、挙句、誹謗中傷を書き込まれたそうです。これだけに限らず、部活では無視され、殴られと散々な目に遭い、子供は不登校に。実名が出されるようになったのは、いじめ問題における保護者会で誤った説明を学校側がしてしまい、いじめられた側に非が集まるような展開になったからでした。
あいつはあそこであんなことをやっていたと書き込まれるようになって、外に出られなくなった少年。そこで母親はネットに書き込んだ人物を特定し、裁判に持ち込んだそうです。すぐにはIPアドレスを開示してくれないところもあるようですが、結果的に開示されて特定し、法廷で闘うことに決めたとのこと。
ここまでには結構な時間とお金がかかると話を聞いたことがあります。それゆえに多くの人が誹謗中傷をした人物を特定せず泣き寝入りするんだとか。でも、これで加害者を特定して責任を負わせることはいいことだと思います。言葉があまりにも軽く、それでいて極端な時代を迎えています。発言に責任を持たせなければなりません。暴言を吐くことは言葉の暴力なんて言われたもんなんですが。