柴垣敏久の気になるニュース ワンコイン海鮮丼、実は密漁だった
こんにちは、柴垣敏久です。
高級魚を密漁したとして、長崎県警が指定暴力団山口組系組長の男（５１）（長崎市）や組員ら６人を漁業法違反などの疑いで逮捕し、長崎区検は２６日、組長らを同法違反などで長崎簡裁に略式起訴した。密漁した魚は組長の親族が実質的に経営する飲食店でワンコインの海鮮丼などとして提供。年間約３０００万円を売り上げていたという。
県警の発表によると、６人は共謀し、７月に長崎市野母町の海で、長崎県知事の許可を得ずにボンベなどを使って潜水漁をした疑いがあるとして逮捕された。組長ら少なくとも３人が略式起訴され、親族と店の従業員は２６日付で不起訴となった。
引用元
おいしい話にはウラがあるとはこのことで、高級魚を密漁し、それをワンコイン、500円で提供していたそうです。この店を運営していたのが暴力団組長の親族のお店で、実際に密漁していたのは組員。海に潜って高級魚を捕獲し、それをワンコイン海鮮丼として振舞ったそうで、地元では結構な評判だったようです。それもそのはず、相場よりかなり安く提供されたため、密漁の魚とは露知らず、観光客などもおいしそうに食べていたそうです。
余りにも安すぎる、おかしいという噂が出たのか、それとも暴力団の捜査をする過程で発覚したのか知りませんが、あの店が実はそうだったとなるのは、不安な感じもします。安い店は人には言えない裏技があるんだと思われてしまうからです。自分自身もそのように感じます。しかし、災難だったのは店の従業員などで、不起訴にはなったものの、書類送検なのか何なのかは分かりませんが起訴するかどうかの判断が行われたことに変わりはありません。
ワンコイン海鮮丼は年間で3000万円も売り上げたというのですから、需要はあるんでしょう。激安店って多いですから、こういうやり方もあったんだと今回学びました。マジメにやってた飲食店の方は腹立たしいでしょうが。
