柴垣敏久の気になるニュース 緊急走行の救急車、少年のバイクをはねる
こんにちは、柴垣敏久です。
26日午後6時25分ごろ、東京都江戸川区中央の交差点で、緊急走行中の東京消防庁江戸川署の救急車がバイクをはねた。同庁によると、バイクを運転していた少年(17)が全身を強く打って重傷、同乗していた少年(17)が顔に軽傷を負った。
事故当時、信号は救急車側が赤、バイク側が青だった。救急車は同区北小岩で発生した急病人の救助活動に向かう途中で、サイレンを鳴らし、赤色灯をつけて緊急走行していたという。
久貝寿之署長は「緊急走行中の救急車両が交通事故を起こし、住民の方にけがを負わせたことは誠に申し訳ない。今後は安全運行を徹底させ、事故の絶無を図る」とコメントした。
引用元
https://www.sankei.com/affairs/news/190927/afr1909270026-n1.html
救急車などの緊急車両がサイレンを鳴らしてやってくると、ドライバーたちは必ずといっていいほど、路肩に寄ります。たとえ1車線しかないようなところでも、できるだけ路肩に寄り、緊急車両を通します。自分が友人が運転する車に乗った際、その友人もそのようにしていました。江戸川区のこの一件は果たしてどうだったのでしょうか。信号自体は救急車側が赤で、バイクは青。記事にはどちらに落ち度があったのかという話は全然出てきませんが、もしかするとバイク側が緊急車両のサイレンを聞いていなかったのかもしれません。でも、そんなことってあるのだろうか不思議ですが。
もちろん救急車側が全く悪くないわけではありません。常識的にみんな横に寄ってくれるだろうという思い込みが救急車側にあれば、それをしなかったバイクをはねてしまった言い訳にならないからです。救急車側にも何らかの落ち度はあったのでしょうが、バイク側にも何かしらの問題はあったということでいいのでしょう。
緊急車両は狭い道でもある程度スピードを出して移動をすることがあります。危険かもしれませんが、命がかかっている以上仕方ないでしょう。それでも自分自身で事故を起こすのはダメです。