柴垣敏久の気になるニュース

こんにちは。柴垣敏久です。気になるニュースを投稿していきます。

柴垣敏久の気になるニュース BBCで日本の技能実習制度が紹介

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こんにちは、柴垣敏久です。

 

BBCが日本の外国人技能実習制度を紹介し、話題になっている。「『搾取される』日本の移住労働者」というタイトルで8月25日にサイトで公開された記事は、8分に渡る動画と共に「日本の技能実習生たちは虐待を受け、危険な環境で働いている」と紹介していた。

レポーターはベトナム人や中国人の技能実習生が集まるシェルターを取材した。縫製工場で勤務した女性は、「私が初めて工場に来たとき、朝6時30分から深夜まで働きました。最初の半年間は1日の休みもありませんでした」と語る。

 

引用元

https://news.nifty.com/article/economy/business/12117-11946/

 

日本の技能実習制度は問題だらけであると大学の講義で聞いており、今回BBCが日本にやってきた外国人労働者に取材をする様子は、その現実をまざまざと見せつけるようなものでした。日本ではこうした指摘に対して嫌なら出ていけという論調が必ず出てきます。しかし、都会に住んでいるから分かりますが、もし本当に出ていかせたら今以上に殺伐とした世の中になりそう。コンビニのオーナーだって本当なら日本人を雇いたいだろうけど、いないんですから。オーナーが人手不足をカバーしようとしたら、オーナーが倒れてしまいます。
しかも、人手不足の業界に多くの外国人を受け入れて対応しようという動きを国を挙げて行っているので、嫌なら出ていけというのはそれに反します。もうそんな時代ではないのだから、嫌なら出ていけではなく、この手のことで搾取される側に立ち、不正な扱いをする業者を排除することを考えなければなりません。
BBCで報道されたことで日本の印象は落ちているようですが、残念なことにこれが印象操作とは言えず、実際に起きている出来事だからどうしようもありません。植民地時代にはよくある話でしたが、21世紀に自分の国でとなると、モヤモヤしてしまいます。