柴垣敏久の気になるニュース 小学生バレーボール体罰、保護者も口止めに参加
こんにちは、柴垣敏久です。
全国大会に出場した大分県日出町の小学生女子バレーボールチームで発覚した男性監督の体罰問題。監督が女児を平手打ちしたにもかかわらず、県小学生バレーボール連盟(県小連)は、被害女児やその保護者に聴取せずに「体罰なし」と認定した。一方で、一部の保護者は7月、体罰の事実を外部に漏らさないよう保護者全員に誓約書への署名を迫っていた。指導者、連盟、保護者。強豪チームで起きた問題に、三者がそろって蓋(ふた)をしようとする“隠蔽(いんぺい)体質”が透けて見える。
引用元
https://mainichi.jp/articles/20191122/k00/00m/040/050000c
スポーツの強豪校で時折起こる体罰問題ですが、小学生のバレーボールチームでもあったようです。体罰があったにもかかわらず、県の連盟はもちろん、一部の保護者まで体罰の事実を外に出さないようにしていたんだとか。にわかには信じられませんが、そこまでする背景には、スポーツでいいところに行かせたいという親の汚れた心もあるんだと思いますし、指導者自身が己に甘いのも関係しているのではないでしょうか。
保護者会では、体罰の事実を漏らしたとされる親を正座させて4時間も保護者会を行い、めちゃくちゃなことを言っていたようです。それだけ監督の権力が強かったそうですが、そんなことをしてバレーボールをやらせたところで何になるというのでしょう。体罰と指導の違いは考えたことがないと一部の保護者が語っているように、自らもそのように育てられてきたんだと思います。
諸外国ならこんなことが発覚すればすぐに裁判沙汰ですが、日本人はこのあたりとても甘いので、いつまでたっても収まりません。軍隊ならまだしも、小学生相手にやるべきことなのか、理解に苦しみます。もし自分がその子の親ならすぐにやめさせて、実名で告発するでしょう。