柴垣敏久の気になるニュース 首里城再建、沖縄県議の報酬削減で対応へ

こんにちは、柴垣敏久です。

沖縄県議会（新里米吉議長）は22日の各派代表者会で、首里城再建支援のため、県議の報酬を一定期間減額する条例を制定する方針を確認した。27日に開会する11月定例会での可決を目指し、来年1月から、任期を迎える6月までの6カ月間の減額を想定している。
月々の削減額は各会派持ち帰り協議することになった。現在、月額1万～2万とする案が出ている。条例案は議員提案。
当初、県議による寄付を検討したが、議会事務局はこの日の会議で、県選挙管理委員会の見解として「寄付は公職選挙法で禁止されている寄付行為に該当する可能性がある」とした。

引用元

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191123-00501449-okinawat-oki

首里城が火事で焼失してしまい、沖縄ではいまだ悲しみに包まれています。再建に向けたクラウドファンディングや募金が相当集まっていますが、沖縄県議会では一定期間報酬を削減し、その分を首里城再建に向けた費用に充てる動きが強まっています。月額1万から2万程度と一見すると安く思えますが、それでも100万円単位になり、仮に1期4年分続ければ数千万円になります。ポーズをとるにしても、これだけやれば県民は満足します。
当初は県議が寄付をするやり方で対応しようとしたそうですが、これだと寄付行為ということで法律違反になる可能性があったそうです。ただ報酬減額なら寄付行為ではなく、議員の意思が問われないこともポイントです。実質的に議員が関係している以上、意思が反映されていますが、それでも効果はあるでしょう。
ちなみに今の報酬は一般の議員で月額75万円なんだとか。結構もらっているかどうかは分かりにくい部分ですが、それならば2万円以上でいいのではないかと思ってしまいました。キリのいいところで3万円、それならばより効果が出やすくなり、県民からの支持も集めやすいとは思いますが、いくらぐらいにおさまるのか、そのあたりに注目したいです。