柴垣敏久の気になるニュース

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柴垣敏久の気になるニュース パナソニック赤字撲滅方針立てる

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こんにちは、柴垣敏久です。

 

パナソニックの津賀一宏社長は22日午前、東京都内で記者会見を開き、令和3年度までに構造的な赤字事業をなくすとともに、営業利益率が5%に満たない低収益事業の方向性を決める方針を明らかにした。空間設計や工場の省人化といった高収益事業に経営資源を集中し、家電などのモノを売るビジネスモデルからサービスを軸としたビジネスモデルへの転換に向けた構造改革を加速する。

 アナリスト向けの事業説明会に先立ち、5月に発表した新中期経営計画の取り組み状況と今後の事業戦略を説明した。

 

引用元

https://www.sankei.com/west/news/191122/wst1911220021-n1.html

 

 

複数の事業をやっていれば当然赤字事業もあるようで、赤字事業を撲滅するという、強い言葉でその意思を表現しています。構造的な赤字事業とあるので、構造的に赤字になってしまうのは仕方ないような事業を整理し、営業利益率が低い事業に関しても方向性を決めていこうというのが趣旨のようです。パナソニックといえば松下電器、ナショナルに代表される家電をバンバン売る、街の電気屋として周辺のシェアを押さえていくことをしてきましたが、これらは結局のところ、なかなか利益が見込めないというわけです。
空間設計などで相当な利益を上げており、ここに経営資本を集めさせて、利益をもっと稼ごうという狙いもあるようです。赤字を減らすだけで数百億円も削減でき、人件費を減らす、拠点を集約させるなどをして、1000億円の利益を生み出そうとしています。実現すればすごいですが、なんだか腑に落ちない部分もあります。そんなことで利益が出せるのなら、なぜ今までやってこなかったのかという話です。
経費削減だけでなく、コスト削減の動きは今に始まったことではありません。何も今になって急にやり始めることなのかと。果たしてそこなのかと大学生の自分は思ってしまいます。