柴垣敏久の気になるニュース

こんにちは。柴垣敏久です。気になるニュースを投稿していきます。

柴垣敏久の気になるニュース 誤訳きっかけに最高裁まで

f:id:shiba5559:20191106073748j:plain

 

こんにちは、柴垣敏久です。

 

日本に住む外国人や、海外からの観光客が急増する一方、刑事裁判で通訳を担う「法廷通訳」が減っている。質にもばらつきがあるとされ、誤訳を理由に最高裁まで争っている事件もある。資格制度の整備が進まないなか、民間レベルで改善をめざす動きも出てきた。(阿部峻介)

 「(通訳の)趣旨が不明」「(通訳の)質問と(被告の)答えがかみ合っていない」……。東京高裁は6月、覚醒剤取締法違反(密輸)の罪に問われたマレーシア人の女性被告(21)に対する判決で、一審の誤訳に言及した。

 

引用元

https://www.asahi.com/articles/ASM7W524ZM7WUTIL019.html

 

観光客や技能実習生など多くの外国人の方が日本に来る一方、日本で犯罪をしでかし、裁判を経験する人はここ数年急増してるんだとか。5年前に比べると2倍近くになってるそうで、一方通訳は年々減って、ついに被告になる外国人の数に越されたとのこと。そこで問題になっているのが誤訳で、本当はそんなことを言ったわけではないのに、通訳が間違えて解釈したことであたかも自白したような感じに。日本にやってきた外国人からすればたまったもんじゃないと思います。
こうしたニュースは日本人も自分のこととして捉えるべきです。海外に足を運び、その観光地で濡れ衣を着せられるとします。日本語を通訳する人がめちゃくちゃな人だったとしたら、同じようなことが起きるかもしれません。日本語ができる外国人自体レアである以上、日本語を話す環境下にあればいつかは起こりえます。海外に行かないから関係ないと言えなくもないですが、グローバル化が進む世の中で、その理論は悲しすぎます。
東京オリンピックを控え、もっと多くの外国人がやってきます。本来なら一審で終わったものが最高裁までかかってしまうというのは残念というより、経費の上でも無駄なこと。通訳の質を高めてほしいものです。