柴垣敏久の気になるニュース Twitter、政治広告禁止へ
こんにちは、柴垣敏久です。
米ツイッターのジャック・ドーシー最高経営責任者(CEO)は30日、政治広告の掲載を停止すると明らかにした。ドーシーCEOはツイッターへの投稿で、「我々は、全世界で、ツイッターへの政治広告を停止する決断を下した」と述べた。政治広告は獲得されるもので、買われるものではないとしている。
ドーシーCEOは、政治的なメッセージについて、人々がアカウントのフォローを決めたり、リツイートしたりすることで届けられるとし、こうした判断を金銭によって排除すれば、高度に最適化されて狙いを定められたメッセージが人々に強制的に届けられるとの見方をした。こうした決断が金銭によって影響されるべきではないとしている。
引用元
https://www.cnn.co.jp/tech/35144708.html
2016年のアメリカ大統領選挙で、いわゆる政治広告やインターネットでの情報が選挙結果に大きな影響を与えたそうです。ファクトチェックを行って対応をしたものの、企業によっては多様な情報の1つとしてファクトチェックからの対象から外しているところもあるんだとか。日本でも、政治広告としか思えないようなものを色々と見つけて、なんとも言いがたい感情を抱いたこともありますが、こうした政治広告が今後はTwitterから排除されるようです。
2020年にアメリカ大統領選挙が行われ、おそらくトランプ大統領は前回と同じような戦略をかけてくることでしょう。その時にまた同じことになれば、政治のあるべき姿が根底から覆される恐れも出てきます。それは避けようということで政治広告の規制に踏み切ったのでしょう。もう大統領選挙が近いんですよね。
Twitterを見ていると、多様な意見があるもんだなぁと思うことがよくあります。でも、多様な意見があるから少数意見を切り捨ててはいけないと言いますが、そこまで考えて発言している人ってそんなに多いですかね。みんな自分が正しいと思い込んでるから、自分と違う意見は切り捨てるような感覚になりやすいような。