柴垣敏久の気になるニュース 千葉県内の農水被害、東日本大震災を超える

こんにちは、柴垣敏久です。

千葉県は２６日、台風１５号による県内の農林水産業の被害額が約３６７億６２００万円となり、これまでの災害で過去最大だった平成２３年３月の東日本大震災の３４６億１００万円を超えたと発表した。

　内訳はビニールハウスなど農業施設関連が２３８億７０００万円、ニンジンやトマトなど農作物が９９億５０００万円、漁船や魚介類など水産関連が１０億２０００万円など。

　住家被害は同日時点の集計で全壊１１４棟、半壊１３７１棟、一部損壊１万７１８６棟、床上浸水５８棟、床下浸水６７棟の計１万８７９６棟になった。

引用元

https://www.sankei.com/affairs/news/190926/afr1909260059-n1.html

住宅被害も相当でしたが、それよりももっと酷かったのが農林水産業の被害だったそうで、東日本大震災を超えたとのこと。東日本大震災で千葉県ってそんなに被害があったのかと自分でもびっくりしましたが、津波もそうですし、例えば液状化現象など色々と発生していました。その被害額が2011年は346億円、それを20億円以上上回った形です。被害額の内訳を見ていくとビニールハウスなどの施設が圧倒的に多くて240億円近く、農作物の直接的な被害がおよそ100億円、水産関連が10億円ほどだそうです。
この風でゴルフ練習場の鉄柱が倒れたり、たくさんの屋根が吹き飛ばされたりしたわけですから、ビニールハウスのビニールが飛ばされるのは当然。農作物も100億円ほどの被害が出てこれだけで東日本大震災級の災害が発生しました。しかも、これは途中経過であって、今後増えることが予想されます。被害実態がまだ全然つかめていないというのも不思議に感じますが、千葉県のように農業でも支えられているところでは早急な対策が求められます。
私たちの生活にも色々な悪影響が出ていると聞きますが、千葉県産の農産物がほとんどやられているようです。再スタートを切った際には、優先的に千葉の野菜などを食べたいです。