柴垣敏久の気になるニュース マスクを巡る詐欺未遂事件

こんにちは、柴垣敏久です。

新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、愛知県愛西市の男性宅に市の職員を名乗る男が訪れ、「10万円払えば毎月マスクを配布する」と言って現金を要求していたことがわかり、警察は詐欺未遂の疑いもあるとみて捜査しています。

これは11日、愛西市役所から警察に相談があってわかったものです。

それによりますと、市内の男性の自宅に愛西市の職員を名乗る男が訪れ、「10万円払えば、コロナウイルスの感染が終息するまで毎月、マスクを配布します」と言われたということです。男性が「手持ちの金がない」と言うと、男は立ち去ったということです。

引用元

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200312/k10012327751000.html

新型コロナウイルスの影響でマスクが慢性的に品薄になっています。これを利用した詐欺が横行しており、10万円を支払えばマスクを配布するという詐欺未遂事件があったのだとか。10万円を支払えば毎月マスクを配布するって、普通に考えておかしな話です。そもそもマスク1箱数百円レベルで、10万円となれば200箱ぐらいになるわけです。そんなもんをありがたく毎月配布するって、普通に考えたら詐欺だってわかりますよね。幸い、騙される人はいなかったそうですが、多分知らない所で新型コロナウイルス関連の特殊詐欺がありそうな感じです。
必ず便乗を仕掛けてくる犯罪グループはあるでしょうから気を付けないといけませんが、国が現金給付をするかもしれないというタイミングで結構揉めてるのを見ると、還付金とかそう簡単にはもらえないことがわかるといいんですけどね。どこかで国や自治体、公共で働く人たちは親切というイメージなんでしょう。疑っちゃいけないみたいな。
日本人は無駄に国や自治体に対する信頼度が高すぎるので、そんな状況では今後もこの手の詐欺は減らないでしょうし、犯罪グループに利用されるだけだと思います。なんとかしなくちゃいけません。