柴垣敏久の気になるニュース 日によってコンビニATM手数料変化へ

こんにちは、柴垣敏久です。

三菱UFJ銀行が5月1日から、コンビニエンスストアにあるATMでの現金の引き出しや預け入れにかかる手数料を見直す。自行のATMが混雑する毎月25日と月末日は手数料を引き下げる。現在110円かかる日中は無料に、220円の夜間などは110円にする。一方、それ以外の通常日の手数料は引き上げる。

銀行のATMが混雑する日にはコンビニでの利用を促し、通常日は手数料の安い自行ATMに顧客を誘導するのが狙いだ。通常日の日中はセブン銀行で220円に引き上げる。イーネットと、ファミリーマートにあるゆうちょ銀行のATMでは198円とする。

引用元

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54921230Y0A120C2EAF000/

民間企業はだいたい25日が給料日になっている他、月末は何かと振り込みが多く、毎月月末になれば銀行のATMには長蛇の列が並びます。これをなんとかしたい三菱UFJ銀行は、25日と月末日だけコンビニにあるATM手数料を無料にし、夜間利用は110円と値下げします。その代わり、それ以外の日は場所によって200円程度に値上げするそうです。
ただ、どの銀行でもこのようなことをやれば効果があるかはあまりわかりません。なぜなら、ネットバンキングのように一定の取引によって無料でATMが利用できるケースもあり、その場合に効果が薄いです。三井住友銀行でもネットバンキングの口座を作れば一定の回数までコンビニのATMを無料で利用できます。コンビニを利用する他の銀行の人たちが割を食うような気がするので、個人的には微妙な感じが。
もちろんちゃんとシミュレーションをしているでしょうから、自分のような感覚でやっているわけではないのは重々承知しています。ただいかんせん、スムーズに事が運ぶようなイメージにはなりません。マイナス金利で利益が減った分を手数料で賄いたいがために、手数料を上げるための口実なのかなと思っています。