柴垣敏久の気になるニュース

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柴垣敏久の気になるニュース 就活生、裁判所のIT化を体験

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こんにちは、柴垣敏久です。

 

裁判所事務官の仕事を知ってもらおうと、最高裁は20日、学生を対象にしたインターンシップ(就業体験)を開催した。150人の応募者から選ばれた大学生と大学院生計22人が、来年2月から全国9裁判所で試行される民事裁判のIT化技術などをいち早く体験した。インターンシップは22日まで3日間行われる。

 参加者は東京地裁で模擬公判を体験。その後、インターネットのクラウドサービスを利用し、民事裁判の準備書面などを共有しながらウェブ会議ができるIT機器を操作した。

 

引用元

https://www.sankei.com/affairs/news/190820/afr1908200042-n1.html

 

勉強不足で知らなかったのですが、2020年から民事裁判のIT化が始まるんだとか。クラウドサービスを使って書面などを見ながら裁判が行えるようになるらしく、負担がかなり減るそうです。元々海外ではIT化は進んでおり、日本が相当遅れているという話でしたが、実際に就活生たちが触れた様子では使いやすい模様。裁判所の事務官は1万人弱いて、裁判で書記を行う書記官のサポートだけでなく、行政面のサポートもするので1人1人の負担は結構かかるそうです。
IT化のいいところは無駄が浮かび上がり、その無駄を削れる点です。人数を増やして対応するというのは誰でも言えることですが、そう簡単にできない事情があります。それならばIT化を推し進めた方が効率が上がるというわけです。何事にも遅すぎるということはないので、民事裁判だけでなく刑事裁判でもスタートさせてほしいなと思いました。
あとは事務官がこれらを使いこなせるかという問題です。おそらくですが、研修を何度も受けることになるので使いこなせないということはないはず。裁判は事務官の支えなしには成立しないということを、多くの日本人に知ってほしいなと、こうしたニュースを見て感じます。