柴垣敏久の気になるニュース 大阪の不明女児、栃木で無事保護

こんにちは、柴垣敏久です。

大阪市住吉区の自宅から外出した後、行方不明になっていた小学６年の女児（１２）が２３日、栃木県内で保護されたことが、捜査関係者への取材で分かった。女児は同県内の交番を訪れ、「男に監禁されていた」という趣旨の話をし、ほかにも監禁されている人がいると説明したという。栃木県警は同日、男の身柄を確保した。同県警や大阪府警が詳しい状況を確認している。

　女児は１７日午前７時～同１１時ごろの間に自宅を出て以降、行方が分からなくなっていた。女児のスマートフォンは電話をかけても電源が入っていない状態で、同日午後１０時ごろ、３０代の母親が府警住吉署に「娘がいなくなった」と届け出ていた。

引用元

https://www.sankei.com/west/news/191123/wst1911230017-n1.html

大阪で行方不明になっていた女の子が無事に栃木県内で保護されて、まずは一安心です。男も逮捕され、近くには15歳の女性もいたそうです。この15歳の女性は半年前から男と暮らしており、その話し相手になってほしいと女の子を連れ出して、結果的には誘拐ということになったようです。一件落着と言いたいところですが、個人的には色々と思うところがあります。
昨今、若い世代の自殺が増えており、死因の第1位が自殺なんだそうです。学校に逃げ場がない子はとにかく逃げろ、そのように言われていますが、家にあたかも逃げ場があるかのような口ぶりはどうかと思います。家にも逃げ場がない人はどこへ逃げればいいのでしょうか。今回の件は関係ないでしょうが、逃げるというのは色々な要素を孕んでいることを大人には理解してほしいです。
見つかって本当に良かったですし、命があってよかったですが、保護されてからの彼女の人生はどのようになるのでしょうか。名前も出て、おそらくネット上に残り続けるでしょう。そんな中で明るく楽しく生きるのは結構苦労するはずです。命があるだけよかったじゃないか、そう素直に思える社会であってほしいと思います。