柴垣敏久の気になるニュース 森田千葉県知事の対応を検証へ

こんにちは、柴垣敏久です。

台風１５号への千葉県の対応を検証する有識者会議が２２日、同県庁で開かれた。森田健作知事が台風翌日に行ったとされる私的視察について、委員からは「かなり決定的なミス。批判されてしかるべきだ」との意見が出た。

　会議では、県危機管理部が台風上陸前日に気象庁が開いた記者会見を見落としていたことも判明。台風が同県に上陸した９月９日に報告があった住宅被害が２００軒程度だったことを理由に、「危機感が共有されていなかった」と県が説明したのに対し、別の委員からは「信じられない」との声が上がった。

引用元

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019112201047&g=pol

9月や10月に発生した台風や大雨、これで千葉県全体で多大な被害が出ましたが、その際に森田健作千葉県知事の対応があまりにもまずかったと千葉県の内外で相当な批判が巻き起こっています。元々自宅と言い張っている場所が別荘で、その別荘を見に行っていた、房総半島などの被害を見ずに自宅や別荘などを見ていたこと、さらには千葉県でも問題があり、気象庁の会見の見落とし、住宅被害をかなり少なく見積もり、危機感がなかったなど、驚愕の事実がどんどん出てきています。こうした千葉県の対応を検証する有識者会議を開くことで、千葉県の対応は正しかったのかどうかを見るという趣旨です。
とはいえ、千葉県の対応は正しかったと主張するのであれば、有識者会議までの時点で何かしらの話が出てきてもおかしくありません。ところが、現状は森田健作知事の失態に関する報道ばかり。しどろもどろで言い訳を重ね、自分のことを優先したその姿は県知事として失格の烙印を押されても仕方ありません。
今年度中にその結果はまとめられますが、来年にまとめられてもどうにもならないので、県知事は政治家としてしっかりと責任をおとりになられた方がいいかと思います。