柴垣敏久の気になるニュース 大阪メトロ、終電延長も4000人しか利用せず

こんにちは、柴垣敏久です。

大阪メトロは２８日、御堂筋線で２４日深夜から２５日未明にかけて行われた終電延長の実証実験について、利用者数が約４千人だったことを明らかにした。

　実験では、江坂（大阪府吹田市）－なかもず（堺市北区）間で、午前０時台の通常の終電の後も午前２時台まで１５分間隔で列車を増発。２５日午前１時以降に全駅で改札を出た人数を集計した。

引用元

https://www.sankei.com/west/news/200128/wst2001280019-n1.html

東京の地下鉄も終電となればだいたい午前1時前で、終電ともなるとこれを逃せば大変なことになるとばかりに、寝過ごさないようにしたり、酔いすぎて辛い思いをしたりする人たちでいっぱいです。特に東京から千葉、埼玉などに帰る電車は終電でも大変なようですが、大阪メトロでは1月24日から25日にかけて終電の延長を行ったそうです。
いわゆる実証実験というやつですが、その結果、本来の終電後に利用した人は4000人程度しかいなかったようです。本来0時台で終電だったところ、2時台まで15分間隔で列車を増やしたものの、その人数にしかならなかった模様。これだと赤字で採算がとれないわけですが、今回は終電の延長が町の活性化にどうつながるかを診たかったとのこと。
一方、終電の延長があまり認知されていなかったという声もあがったそうです。確かにこの日だけ2時まで飲めるとなれば、いつもより長く楽しもうと思えますしね。次に行われるのは2月21日、今度は周知徹底を行っていくらしく、1回目の4000人を大きく超える可能性もあり、2回目の実証実験がうまくいくことを願うばかりです。24時間がいいんでしょうけど、難しいでしょうね。