柴垣敏久の気になるニュース

こんにちは。柴垣敏久です。気になるニュースを投稿していきます。

柴垣敏久の気になるニュース 裁判員に接触が問題に 裁判所の言い分

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こんにちは、柴垣敏久です。

 

現住建造物等放火などの罪に問われた女(59)の静岡地裁浜松支部裁判員裁判で、審理期間中に傍聴人が裁判員接触し、「(起訴された事件以外に)自分の家も燃やされた」などと話していたことが20日、関係者への取材で分かった。裁判員法は裁判員への接触を禁じ、審理に影響を及ぼす目的で情報を提供する行為などには罰則がある。被告の弁護人は「公平な裁判を害された」と訴えている。

 

引用元

https://www.sankei.com/affairs/news/200420/afr2004200014-n1.html

 

 

裁判員法というものがあり、裁判員への接触を禁じている他、審理に影響を与えるために情報提供を行った場合に罰則があります。そのような罰則を設定するのは当然のことですが、現にこうしたことが起きてしまったという事例です。その時に傍聴人が裁判員に何を吹き込んだのか、自宅を燃やされた、不審火があったなど不利になることを吹き込んでいたようです。
裁判員法に違反するとして1審判決を不服とし、弁護側は控訴しましたが、これは当然だと思います。今回は物証など確かなものがあるのかもしれませんが、もし、冤罪がこれにより発生していたら誰がどのような責任を取るのか、明確にしないと大変なことです。傍聴人を罪に問う、実際にそれによって判断を変えた裁判員をどう取り扱うかなど、色々と出てくるからです。
新型コロナウイルスの問題でこのようなニュースはほとんど表に出てきませんし、扱いも小さいですが、重大な問題を秘めているニュースであると思います。これを決して放置してはならず、本当であれば国民的関心事にまで大きくさせて、改善を求めていくようなことが必要です。正常な裁判を求めるのであれば、当然やるべきことだと自分は思っています。